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高森明勅
2018.4.6 22:00

許永中氏と竹田恒泰氏

在日韓国人実業家で“数兆円”のカネを動かし、
イトマン事件などにも関わって
「金融フィクサー」
「最後の黒幕」
「バブルの怪人」
などの異名を取った許永中氏(現在は韓国在住)

そのインタビュー記事に“旧皇族”を名乗る
竹田恒泰氏の名前が出てくる。

私が韓国の刑務所を出た後、(竹田)恒泰君が
テレビで在日を差別するような発言をしたことがありまし
た。
腹が立ったんで私は苦情を申し入れた。

すると、『誤解です』とソウルに慌て飛んできました。
〈在日は日本の宝〉
と記した自著を持参し、

『わが皇族は朝鮮半島に由来する。
つまり、日本国民はそこから来たようなもの』

とかなんとか弁解していました。

日本に戻ってそれを発信してくれよ』と言うたら、
勘弁してください。日本でそれを発信したら、
どこも私を使ってくれなくなります』と情けないことを
言っていました」と。

竹田氏が本当にこんな事を言ったのかどうか。

それは知らない。

ただ彼のこれまで言動を見ると…。

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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